【海外赴任サポート】社会保障協定を新興国へ拡大

webauthors（2011年1月29日 09:03）| コメント(0)

本日の日経新聞に、政府は先進国を中心に締結している社会保障協定の対象を新興国に拡大する。

日本企業の新興国進出が急拡大していること踏まえ、駐在員らが国内と海外で二重に公的年金の保険料を払う事態を解消するのが狙いである。直近ではブラジル、インド、中国などが対象国となる予定。

 

社会保障協定を結ぶことのメリットは？

日本で保険料を払い続けながら、数年など比較的短い期間、海外駐在員などは海外の保険料を払わなくてよくなる。また海外で保険料を払って帰国した場合は、海外で納付した保険料の期間を日本での加入期間となる。

＜現在の社会保障協定＞

2000年　ドイツ

2001年　英国

2005年　韓国　米国

2007年　ベルギー、フランス

2008年　カナダ

2009年　オーストラリア　オランダ　チェコ

2010年　スペイン　アイルランド

2011年　ブラジル（予定）

 

インドは08年11月から、外国人労働者に対して年金保険料の徴収を始めた。支払う保険料は企業と本人合計で24%だが、企業が全額負担しているケースが多い。

 

中国は11年7月から中国で働く外国人を年金保険料の徴収対象にする見通し。日本の長期滞在者は10万人を超える。年金保険料の徴収が始まれば、影響は必至となる。

 

いち早く新興国への拡大を期待しています。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

海外赴任サポート／外国人受入サポート／海外人事コンサルティング

はお任せください！！

 

株式会社グローバルネットワーク

代表取締役　松元　健一

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

 

 

カテゴリ: 海外赴任サポート